年代
18〜19世紀
  技法
螺鈿
 

  黒漆楼閣人物螺鈿八角食籠  
 
くろうるしろうかくじんぶつらでんはっかくじきろう
 
 
■高さ20.6cm ■径27cm
 
 

黒漆楼閣人物螺鈿八角食籠
 
     
 

八角形の食籠。やや外開きの高台を付ける。印籠蓋造り。軽量な木地。甲は一段高く、肩と尻がなだらかな線を描く。表側は黒漆塗り。内側は朱漆塗り。鮮やかな薄貝で、甲には楼閣、将棋に興じる人物を配し、側面は「二十四孝」を文様化して飾る。細い切貝で構成された柳は精緻な螺鈿技術である。切金や微塵貝などをふんだんに用いた艶やかな作品。

 
     
 
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